のぼり旗にはイラストを入れることもできますが、
実際にイラストを入れる場合にはメリットとデメリットを
知っておいた方がいいでしょう。
まずメリットですが、イラストを入れることによって
人目を惹きやすくなります。
例えばパチンコ屋ののぼり旗にはよくパチンコの題材になっている
キャラクターのイラストが入っていることがありますが
そのキャラに興味のある人からの注目は得られや少なります。
文字は遠くからは確認できなくても、絵などの場合は遠くからでも
確認しやすいのです。
幟旗は平安時代には流れ旗と呼ばれ、自軍と敵軍を識別するために使われていました。
もともとは長い布を木に吊り上げて風になびかせ軍団の象徴として使用されていた
流れ旗ですが、軍勢が乱れる戦場では、旗が風で乱れて敵味方の区別がつきにくいという欠点がありました。
それで、戦国時代に現在ののぼりスタイルのような縦方向も
竿で固定されたような形の幟旗が使われるようになったのです。
幟旗は戦国時代に自軍の家紋を入れて陣に立たせたり、背中にさして使用するように進化しました。
また、現在でいうキャッチコピーのような文字を入れるようにもなりました。
そして江戸時代にのぼりに英雄や武将の絵を書き、子供の節句に飾ることによって
健康・成長を祈った風習のおかげで市民に急速に広がりました。
管理しやすく汎用性が高いため、軍旗以外にも広く使われるようになったことがきっかけでした。
のぼり旗は時代とともに変化し、今では店頭の広告や応援、イベントなどで利用されているようになっています。
逆にイラストをのぼり旗に入れるデメリットもあります。
のぼり旗は基本的に使う色が多ければ多いほど製作料金が
高くなりますので、イラストを入れると多くの色を使うため
高くなる傾向があります。
インクジェットのフルカラー印刷にする方法もありますが、
こちらは少量の場合はお得なのですが大量に作るとなると
かなりコストがかかります。
またイラストを入れる事によって文字を入れるスペースが
少なくなるのもデメリットです。
文字を主張したい場合にはあまり向かないでしょう。
のぼり旗で何を主張したいのかによってイラストを
入れるかどうかを決めてください。
あまり複雑なものになると認識しにくくなるので
できるだけ単純なものにするといいでしょう。
あと著作権の関係もありますので必ずオリジナル絵柄のものか
許可を取ったものを入れるようにしてください。
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